除雪機『アトラス』 ベアリング給油までの道

もう作業は終わってしまいましたが
UPし忘れていたので記念に投稿
 
外車の除雪機『アトラス』くんのお腹です
ホイール&シャフト
そして左上にある小さい歯車に合わさる大きな歯車(ドリブンスプロケみたいなヤツ)を外した状態です
イメージ 1
 
 
開けてみて初めて分かりましたが
意外に、走ったりオーガを回したりする構造が単純なんだな~って感じ
単純に思うだけで自分がどうこうできるとは思いませんが(笑)
 
<タイヤを回すまでのパーツの動き>
①レバーを引くと指で指してるバネ付きの棒が中央にある銀の円盤を上に押上げます
銀の円盤は裏側にあるプーリーと一緒にエンジンが常に回してます
イメージ 2
 
 
②銀の円盤は指で指してる黒いゴムの円盤に接触
③シャフトを回し
⇒左の小さい歯車に接触するドリブンスプロケを回し
④タイヤが周り走れる
イメージ 7
この「ゴムの円盤」と右隣にある「金色のベアリング」がスナップリングでくっついてます
ギアの選択により銀の円盤の中央に寄ったり端に寄ったりして走行スピードが変わる仕組みみたいです
この「金色のベアリング」を給油目的で外します
 
 
 
 
 
初めに車体の左右にあるこのボルトを外します
イメージ 8
 
 
このボルトなんですが裏側に歯みたいなのがカシメられてるんですね
初めてみました
ボルトのサイズは9mmと10mmの間、持ってないんでワザワザ買いに行きましたよ・・・
ホクホクしながら帰って来て、いざ!ボルトを外そうとしたら指で回して取れるじゃん(゚Д゚)ノ
ユルユル~アブナカッタ
イメージ 9
この時は気づかなかったんですが・・・・
全て組み終わったあと駐車場内を軽く走らせたんですよ
そしたら「カチャン・・・カチャン・・・」
(;゚Д゚)!
このボルトが左右合計8個中、5個脱落しました・・・
カシメられてるギザギザが弱くなってたんですかね・・・?
振動に耐え切れない状態で、緩んじゃったのかな?
このギザギザが食い込んでロックしてくれると思ってたんですが・・・
怖いんで、同じ太さのステンレスボルトに交換しました
その後は大丈夫^^
 
 
カバーを左右外します
イメージ 10
 
 
走行レバーの先っちょ
割ピンを外せばもうあと少し!
(この割ピンは後でβピンに換えました)
イメージ 11
 
 
ずらしながら引き抜くと・・・ついに目的のブツが!
黒いゴムの円盤&ベアリングなど一式が外れます
全て洗浄&グリスアップします
イメージ 12
 
 
見えづらいっすけど
スナップリングを外せばベアリング外せます
イメージ 13
 
すみません
既に真っ二つにしてます
意外な事が2点
・ボールに割れやサビが一切ない
・ベアリングレースに傷が一切ない
もうね、奇跡だと思いましたw
イメージ 14
 
さらに細かく分解して掃除します
スッゲー綺麗・・・奇跡だぁ・・・・
イメージ 3
 
あまりにも嬉しくて(*´∀`*)
シルコリンを奢っちゃいましたw
イメージ 4
 
いつみても、事故現場のようなヤバイ赤(・∀・)
組み付けて完成です~♪
イメージ 5
 
逆の手順でグリスアップしながら組んでいき
ピンも交換です♪
イメージ 6
 
今年の冬はコレで乗り切ります
春になったらもっと細かいところまでメンテしたいです
 
どうして古いプーリーって外れないんだろ・・・
今焦って外そうとすると最悪な結果も予想されるんで
除雪機を使わない時期にのんびりチャレンジしてみます~
 
 
今後のベアリング課題
・オーガ側の外れないプーリーの奥にあるベアリングのメンテ
・「銀の円盤」の裏にあるベアリングのメンテ(外せなかった・・・)
・もしベアリング関連が死んでたら、今でも売ってるのかしら?